----------------------------------------------------------------------------- あにめれ version 0.5 2003/9/10 Copyright(C) PINZU ------------------------------------------------------------------------------ アニメーション作成支援ツール 以下は確認した環境(他の環境で動いたら教えて下さい) 動作機種 :PC/AT 互換機 動作環境 :Windows2000+アスロン1.6GHzくらい メモリは使うソースファイル次第。多いほど◎ 注意!!XP以外の人はGDIPLUS.DLLが必須です。 ファイル名 :animere.exe ソフト種別 :フリーソフトウェア(作った作品はぜひ展示させてください) 配布条件 :オリジナルファイルを全て添付で,個人での配布自由 転載条件 :ftp,ホームページ,大手商用ネット,草の根BBS,雑誌付録CDROMなど転載可 ただし,CDROMの場合,事後でも必ず連絡してください. 連絡先 :kj@yahoo.co.jp http://ddoodd.ddo.jp/delta/index.html ------------------------------------------------------------------------------ ファイル構成 次のファイル構成です.配布,転載をしたければ最低限、以下のファイルを 添付してください.自慢のデータを付けるのは自由です。 animere.exe あにめれ実行ファイル readme.txt 本ドキュメント 以下はサンプルファイル(自慢のサンプルに差替自由) fune.anp プロジェクトファイル fune.gif このプロジェクトから、仕上げたGIFアニメ fune12.jpg 素材1 fune11.jpg 素材2 fune1.jpg 素材3 fune2.jpg 素材4 hosi.jpg 素材5 1.はじめに 個人的なシュミの元に作られた、ごく小数の人間しか使わないであろうソフトです。 企画、構想からいきなり書きなぐったアプリです。 たぶん、不具合、改良点は多々あると思われ。 このREADMEも最小限のことしか書いてません。恐ろしく不親切極まりません。 個人的にはGIFアニメの作成の為に作りましたが、例の特許問題があるので保存は できません。そのうち特許権がきれたら保存できるようになるでしょう。 2.あにめれで出来ること 各種画像ファイルを、重ねたり、倍率を変えたり、回転させたりしながら 指定した時間間隔で各コマのファイルを生成します。 よくわからん説明ですね。 とりあえず、こま送りの連番ファイルを多量に吐き出します。 「アニメを作る」ということに特化してますので、まずそれをイメージして下さい。 背景があって、そのうえにセルが何枚も乗っかるイメージです。 頑張ればプロ並に作品が製作できると信じてやみません。 3.使い方など どっかのフォルダにコピー(解凍)した後に animere.exe を立ち上げるだけです。 いらなくなったら、フォルダごと削除するのみです。(レジストリなどは使いません。) 簡単な手順。 1.新規プロジェクトボタンでプロジェクト作成。 ファイル名、保存先、画面サイズなどのパラメータを設定します。 続いてレイヤーも設定します。 レイヤー番号と、その他を設定します。 レイヤー番号は若いほど、背景側になります。 2.レイヤーにソースを追加します。通常、最初に背景を追加すると思います。 新規ソースボタンから追加します。 ファイルをドラッグしても追加できます。たくさんのファイルを挿入するには この方が楽です。 3.必要に応じ、レイヤーとソースを追加します。 4.出力画面ボタンを押すと、合成画面が表示されます。 単独/総合で、レイヤーを単独表示するのか、全ての表示レイヤを合成して表示するか 選びます。 5.レイヤ、ソースリストで選択されているソースの表示位置、角度、倍率を出力画面上で 設定します。主な操作法は次のものです。 ダブルクリックで設定画面 右ドラッグで表示位置の移動 右ダブルクリックでソース画像をフィットさせる シフト+ホイールで回転角の変更 CNT+ホイールで倍率の変更 細かい設定は設定画面です。最低でも時間を設定しましょう。 6.各レイヤ、ソースの設定ができたら、動画表示ボタンで動作確認します。 変なところは、動画を見ながら調整していきます。 7.満足したら最後に全変換ボタンでファイルを出力します。 8.以上ですが、実際はこの後に連続静止画をAVIにしたり、GIFに変換してさらにGIFアニメ化する 作業が必要です。 今のところ、これらの作業は別のツールでやって下さい。 優れてたツールがフリーでもありますので、オールフリーも夢ではありません。 一般的なウィンドウズ系の操作以外の操作関係説明 キー操作 INS ソースの挿入 DEL ソースの削除 TAB ソースの編集 レイヤーツリーを選択時は INS レイヤーの挿入 DEL レイヤーの削除 TAB レイヤーの編集 pageup,pagedown,カーソルキーも使えます。 マウス ドラッグ&ドロップでソースファイルを一括挿入 ソースリスト上でドラッグすると順番の入れ替え ソースリスト上でダブルクリックするとソース設定の各種変更 レイヤーツリー上でダブルクリックするとレイヤー設定の各種変更 出力画面 ダブルクリックで設定画面 右ドラッグで表示位置の移動 右ダブルクリックでソース画像をフィットさせる シフト+ホイールで回転角の変更 CNT+ホイールで倍率の変更 ホイールダブルクリックで透過色選択開始(ホイールクリックで終了。その場所の色が透過色) ダイアログの説明 ◎メイン ボタン類は読んだままの機能です。 画面保存は今の表示画面を1画面だけ保存します。 下のバーは時間を表しています。 ◎レイヤー設定 レイヤ番号 そのままレイヤ番号です。若いほど下に表示されます。(0は使えません) レイヤ名 好きな名前を付けてください。 表示/非表示 レイヤごと表示するか設定します。 透過色有効 透過色を有効にします。(今のところ黒が透過色です。) 補間有り 倍率変更、回転などの際に補間しながら処理します。(ギザギザが減ります) 透過色R:G:B 透過色を指定します。各値は0〜255です。 ◎ソース画像設定 ファイル名 表示するファイル名 X,Y 画面中心からの座標 倍率 表示倍率 回転角 回転角度(−も使えます) 時間 表示する時間 透明度 0〜1までで指定します 自動計算有り 次のファイルが同じファイルの場合、各パラメーターを自動的に計算して フレームを作成してくれます。 例えば、最初のソースの時間を5秒、回転角を0にして、次のソースで回転角だけを 180(他は同じ)にしておくと5秒かけて180度回っていきます。 その他注意など 私の環境はW2K + .NET開発環境です。他の環境で同じ挙動をするのか確認していません。 なるべくメモリなどは開放するようにしていますが、内部は24BITカラーで処理していますので、 大きな画像をロードするとそれだけで、時間&メモリを食います。 テストで2値のbmp 9344×13246 ピクセルの画像を読んだら約500Mバイトほどメモリを 食いました。普通こんな大きいサイズを使うことは無いでしょうが、1024×768の画像1枚あたり 単純計算で 2.3Mくらいのメモリを食います。 4.著作権,使用許諾,ユーザーサポートなど 著作権は,すべてPINZUにあります. フリーソフトウェアです.条件とすれば、自慢のデータは公開させて下さい。 個人での配布は自由ですが,転載の場合には,なるべく 私までe-mailで連絡してください.(事後でも可) 全ての,連絡,意見,感想,質問,バグレポートなどは,こちらへお願いします。 また,バージョンアップ,ダウンロードなどのサポートと, その他技術情報などは,下記のホームページに掲載されるはずです。 連絡先 :kj@yahoo.co.jp http://ddoodd.ddo.jp/delta/index.html 4.5.追加予定 ソースファイルをメモリ上に先読み(キャッシュ)しておく機能(でか背景時の切替えに非常に有効) テキストレイヤの追加(文字表示機能) 画像に対する簡単な効果(フィルターなど) 透過光とかマスクとか?(実際のアニメ撮影方法を知らんので、どうすれば良いのかわかっていません) 5.更新履歴 2003/9/10 Ver 0.5 最初のリリース レイヤは16枚まで。 2003/9/11 Ver 0.51 使ってみると、細かな不具合を発見。そして修正。 DIB 24BITカラー以外も扱えるようにした。